新卒の方であれば、入社から3か月が経ち、少しずつ業務にも慣れ始めた頃かもしれません。
業務で分からないことが出てきたとき、先輩や上司に質問する場面も増えていると思います。
そんな中で、こんな経験はないでしょうか?
「自分がほしかった答えと違う…」
質問をしたのに、返ってきた答えが的外れだったり、全然違う方向から返ってきたり。
もしかすると、それは「答えが悪い」のではなく、「質問の仕方」に原因があるのかもしれません。
今回はどうすれば「自分の意図に沿った答え」がもらえるのか、そもそも「良い質問」とは何か、
自分の考えをまとめてみたいと思います。
そもそも「良い質問」とは何でしょうか?
答えは場面や考え方によって変わると思いますが、
私が思う「良い質問」とは、単に「欲しい回答が得られる」ことだけではなく、
その答えを受けて自分がどんなアクションをとるべきかが明確になるような質問です。
つまり「情報収集」のためだけではなく、「回答をもらった後の具体的なアクション」まで導けるのが良い質問だと思います。
では、どうすれば「良い質問」ができるのか?
以下にポイントを3つ挙げます。
①質問の背景や目的を伝える
質問をする前に、「なぜこの質問をしているのか」「何を判断したいのか」
「これを聞いてどんなアクションを取りたいと思っているか」といった背景や目的を伝えるだけで、
答えの精度は格段に上がります。
例:「この2つの手段で迷っています。背景はXXXです。最終的に効率的な方法を選びたいので、違いを教えてください。」
②前提知識や現在の状況を共有する
自分が何を知っていて、何を知らないのか。どこまで調べたのか。
これらの情報があるだけで、回答者は「どこから説明すべきか」が判断しやすくなります。
もしもその前提が間違っていれば、恐らく回答者はその場で指摘してくれるので、無駄な時間も省けます。
例:「公式ドキュメントを読んでみましたが、用語が難しく理解できませんでした。」
③求めていない方向性は先に断っておく
場合によっては、「今回は技術的な細かい解説よりも、ざっくりした概要を知りたい」といった
求めている答えの方向性を示すことも有効です。
どこまでの粒度の情報が欲しいのかを伝えることで、質問と回答のミスマッチを防げます。
例:「詳細な数値よりも、初学者向けのざっくりしたイメージを教えていただけると助かります。」
質問力が高ければ、よいスムーズに仕事ができるようになると思います!
次回質問する際にはぜひ意識してみてください。
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